BitMatch Premium ver2.2 バージョンアップのお知らせ
BitMatch Premium ver2.2 をリリースしました。
ver 1.0〜2.1 をご利用中の方へ
ver2.2 へは「アップデートの確認による自動アップデート」はされませんので、ご希望の方はこちらからインストーラをダウンロードいただき、再度ソフトウェアをインストールしてください。
新機能のご紹介
比較保存一括処理
複数のPDFの比較保存をバッチ処理することが可能になりました。原本と校正のPDFをまとめて読み込み、一括で比較保存PDFを書き出します。
比較補助機能
様々なPDFの比較作業に役立つ補助機能を3つ追加しました。
①文字の微細なズレを減少
全く変更を加えていない文字部分で、差分を検知する場合があります。このときの原因が文字の微細な位置ズレによるものの場合、該当箇所を差異とせず差分マーカーをあえて「表示させない」ようにすることが出来るようになりました。
文字のズレとは?
InDesign や Illustrator 等で作成したデータを、違うバージョンで開きPDFを書き出し直した時など、文字位置にごく微細なズレが発生することがあります。そのような場合はこの機能が有効です。
※ズレ幅によっては、差異と認識されることがあります。
※文字にアウトラインが取られている場合は機能しません。
②CMYKエミュレーション
PDFをBitMatch Premiumに取り込んだ際、検証パネル内でごく稀にPDFを正確に表示できないケースが確認されています。そういった時はこの「CMYKエミュレーション」機能を試してみてください。改善できる場合があります。
BitMatch Premium はPDFをレンダリング(画像化)して取り込みます。その際のカラーモードはRGBですが、CMYKでエミュレーション(擬似的に再現)することで、表示が改善できる場合があります。
③文字ノセを検査
校正PDF内の色文字、または白文字にノセがないかを調べる機能です。
環境設定で[文字ノセを検査]がONの時に、文字ノセのある校正PDFが読み込み[差分マーカー]をONにすると、検証パネル左にボタンが出現します。[差分を表示]になっているときは通常の差異を差分マーカー表示の状態です。
ボタンを押すと[文字ノセ確認]となり、文字にノセのある箇所を差分マーカー表示します。
比較保存したPDFには注釈とレイヤーが追加され、該当箇所を確認できます。 ※[文字ノセを検査]をONにしても、文字ノセがない場合はtext colorレイヤーは追加されません。
各機能の詳細な手順等につきましては、ユーザーガイドをご参照ください。